小型ソプラノライアー あやはべる 32弦 柿の木のレビュー

20年程前からライアーを弾きたいと願っていました。今回、素晴らしい出会いがあって、とても嬉しいです。オンラインで楽器を購入することは初めてでした。実際に試奏しなければ良い楽器との出会いはできないと不安でしたが、届いた楽器を手にしてすぐ、ああ良かったと思いました。ユーチューブ動画は、購入の際にとても役に立ちました。何より、この柿の木のストーリーに惹かれましたし、髙良ご夫妻のお人柄が動画から垣間見えたことも大きかったです。
心に響くライアー探しの途上の2013年、アイルランドでHHSI (Historical Harp Society of Ireland) のサマースクールに参加し、とても触発されて帰って来ました。ここでの繋がりは以降も続いています。中世のハープを再現して、当時の奏法で演奏する集まりですが、歌あり踊りあり、手の温もりのある音楽、人の心に届く音楽に、この時、初めて触れました。ケルト音楽に直接触れた時、これは日本の古くからの音楽と似ていると親近感を持ちました。
私と音楽との関わりは、幼少時のピアノに始まります。音楽学校への進学を考えましたが、厳しいレッスンの途上で音楽が苦痛になってしまって音楽から遠ざかり、物理学そして医学の道へと進みました。それから再び音楽に親しみたいと願うようになり、音楽を周りの人と一緒に楽しみたいという思いも湧いて来ました。そして、医師として働く中で関わる方々から、ハープ音楽を求められる機会も出てきました。私は、あまり練習に時間をかけられないので、上手な演奏はできません。自分のために楽しむだけで良いと思っていたのです。音楽の道から意図して離れたのに、本当に意外です。私の演奏でも良いのですか? と今でも思っています。珍しい楽器なので、見て頂くだけでも、と言っています。
これからは、このライアーも是非加えて、友人や仕事で関わる方々にも音色を聴いて頂けたらと願っています。私の持っているレプリカの中世ハープと同じく、金属弦であることは共通していますが、音色は、それぞれの特色が出て、とても興味深いですね。このライアーは、より体に密着して鳴りますので、音が滲み入るようで癒されます。クロマチックの楽器は初めてですので、新しい挑戦になります。一音一音を大切にして、ご縁を受けたこの楽器とともにありたいと思います。
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この度は丁寧なご感想をいただきありがとうございます。
私たちもお言葉を標としてこれからも精進していきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
